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みんなが、もっと食べたくなる野菜づくり

栽培作物:小松菜、さつまいも

おおもり ふみお

大森 文生さん 長船町福里(瀬戸内市立国府小学校 出身)

子どもの心身が健康でいられるように

Q:給食に食材を提供するきっかけなんですか?

A:協議会から話を聞き、「私も地産地消活動の一環として取り組みたい」と思ったからです。そして、継続して取り組みたいと思ったきっかけは、食と農業のセミナーで「学校給食の食材を変えたら、児童や生徒の心身がとても健康になった」という話を聞き、「成長期の食の重要性」を実感したからです。

Q:嬉しかったことはなんですか?

A:長女が中学3年生のとき、長女の友だちで小松菜が苦手な子がいたのですが、給食に使われた私の小松菜を食べ「初めて小松菜がおいしいって思える」と言って食べてくれたことです。「これからもがんばろう」って思いました。

Q:苦労していることはありますか?

A:おいしいさつまいもになるためには、苗を植えてから、発根・活着するまでがとても大切。そこがなかなか難しく、さつまいもも人間と同じで「三つ子の魂百まで」なんだなぁ・・・と身にしみながら試行錯誤しています。

Q:子どもたちへのメッセージをお願いします。

A:たくさん食べて、元気にたくさん遊んでね♪

【取材後記】
「野菜本来の力を引き出してあげたら、化学肥料も農薬も使わなくてもいい・・・。そして、何よりおいしくなる!私は、小松菜を育てながら、あまりにもおいしそうだから、ついつい“つまみ食い”をしてしまうことも…(笑)。とにかく、野菜嫌いの子どもが、もっと食べたくなる野菜を作りたいのです」と、目をキラキラさせながら話してくれた大森さん。圃場(ほじょう)には、虫喰い予防ネットや“フェロモントラップ”という農薬を使わない仕掛けがありました。
「国府小学校の近くで育てているから、登下校中元気よくあいさつしてくれるのが嬉しい!これからもおいしい野菜を育てるから、待っていてね」と大森さん。

大森さんの野菜はマルナカ長船店産直売場にも出荷されています。“どんちゃんの野菜畑”が目印。(不定期)

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